私と楽健法

  小菅 一江

 還暦を超えて近頃は身体を使っていないと硬く錆び付いてしまうのをつくづく実感するようになった。
 若い頃は身体の使い方はぞんざいでめいっぱい不健康に過ごしても直ぐに元に戻ったし、心の痛手を負っても比較的簡単に立ち直れた。
 今は身体はもちろん心の傷を負っても心臓に影響があるのではないかと思うほどダメージを受ける事もある。
 身体も心もしなやかだった(主観だが…)若い頃、健康はいつでも当たり前にあってただただ自由闊達な日々を過ごしていた。
 こう考えると子どもや若者はいつでも自由にしなやかに心も身体も変化(進化)出来るが、歳を取ると心身ともに自由が効かなく、しなやかさがなくなって来るのが常人なのだろうか。
 楽健法を始めてたくさんの方を踏ませて頂いたが、身体を使わない現代の生活様式では歳を取る毎に身体は硬さを増して多くの方が硬ったままギクシャクの身体を使っている。

 世の中にはたくさんのセルフケアがあり自分の身体はかなりの部分自己管理が出来ると思うのだが、身体を自己管理していつも健康でいるのはなかなか難しい事であるようだ。
 楽健法に出会って、それまでの健康法とは格段に違う、相手を施しながら自分も健康になると言う健康法を手に入れて、私は家族と共に健やかな生活を享受す る事が出来るようになった。身体が滞ると心も滞ってしまう。心も身体もしなやかに、楽健法をやっていると主体的で良い想像力も働く。
 楽健法は人にしなやかさを与え、良い想像力と、考えた事を直ぐに実行に移せる行動力を育むものだと思う。