頭の楽健法

吉本 史

楽健法って何?どんなものなの?と聞かれた際、一言で説明するのがとても難しいと感じています。何故かと言うと楽健法は単純に足で体を踏むというようなフィジカルだけの健康法では収まらないからです。

二人ヨーガとも謳われるように楽健法は踏んで踏まれて、どちらも行ってこそ完成するのです。勿論お客さまに施術をする際は一方通行になりますがそれでも「是非ご自身でも出来るようになってお家で大切な方と踏み合いをしてくださいね。」とお伝えするように心掛けております。

「健康管理」とは「管(くだ)」を「理(ただ)す」ことだと宥厳先生に教えていただきました。管の詰まりを取って巡りを良くすることで体の隅々まで酸素や栄養などが行き届き良好な状態を保つことができるのですが、ここには気の巡りも不可欠になってきます。
「気」は目には見えませんが「元気」「気持ち」「気遣い」など日常会話の中で本当にたくさん使われているように、からだと心、日々の生活に密接に繋がっています。からだだけでなく、そんな「気」の滞りもほぐして巡りを良くしてくれるのが楽健法だと感じております。

楽健法はお互い力を抜けば抜くほど効果的に踏み合いが出来ます。力を抜くにはからだとこころのどちらにも余裕があること、そして信頼関係や安心感があるこ とが大切になってきます。自分よがりになっていてはどこかに力が入ってしまい、相手を読み取る力や思いやる心も失われてしまいますよね。

踏み合いを重ねていけばいくほど自分のことも相手のことも感じ取れるようになり、やがては客観的に広い視野でものごとを観れるような人間へと成長していくのだと思います。身近な人、大切な人と成長し合いながら健康を保てるなんて本当に素晴らしいと思います。

宥厳先生が長年かけて楽健法の生き方を体現してくださっているのが何よりの証明であり、いつも深い学びをいただいております。
自分の内側が変わると同じことが起こっても見える世界や反応することが変わってくる。。。そんな体験を味わっておりますが、学びは一生終わりません。それ でも自分がこれまでに体験したこと、学んできたことを通して楽健法の素晴らしさや奥深さが少しでもたくさんの方に伝わってくれたら嬉しいです。

何かになろう、何かを目指そうとしたらそれに見合う自分になれるよう努力をしたり学びを深めたり。。そして経験を重ねていくことでその都度新たな気づきを得ながら進化し成長していく。そこがたまらなく楽しいです。

私にとって「楽健法」はもはや「楽健道」と言えるかも知れません。