4−1.納品伝票作成

◎ 初期画面

■新しい伝票を作成するとき

 新規ボタンを押します

 なにも入力されていない状態の編集画面が表示されます。

 ここで得意先の「検索」ボタンをクリックします。すると、得意先の一覧が表示されます。

 得意先をダブルクリックするか「選択」ボタンをクリックして選ぶと、選んだ得意先(市場)の情報が自動的に記入されます。

 また、ここで「新規」をクリックすると単価台帳管理に戻ることなく新規得意先を登録することができます。

 伝票日付は当日が規定値として表示されますが、変更することもできます。

 運送業者、備考を入力します。

 これらを入力してから、「明細 F9」をクリックして明細画面へと進むわけですが、これから入力する明細が既に見積を作成したものであれば、「見積参照」をクリックすれば、その見積をそのまま取り込んでくることができます。

 明細画面で、入力してEnterキーを押すと次の項目へカーソルが移動します。

 ▼のついている項目は▼をクリックするかF4キーを押すと候補が現れますのでそこから選択することができます。直接番号を入力しても自動記入されます。

 「入数」は入力しなければ1とみなされます。

 「形」は入力しなければ「角材」とみなされます。

 「単材」は「単位材積」のことで、自動記入されます。入数までをかけた数字です。

【各ファンクションキーの機能】

・複写F1…カーソルのある行を、品等の前まで次行に複写します。

・削除F5…カーソルのある行を削除します。

・終了F10…入力を終了して、得意先、日付等の画面に戻ります.

【入力するうえで便利な機能】

・伝票入力動作時自動複写機能

 一枚の伝票では同じ樹種、同じ単位で記入していくケースが圧倒的に多いうえに、それに加えて、直前行と同じ寸法で等級だけが違うなどというケースも少なくありません。そこで、伝票の二行目以降を入力する際は、品等の前まではEnterキーを押すだけで、前の行の値を自動的に記入してくれる機能を搭載いたしました。こうすることによって、手書き時代に「〃」(てんてん)といった省略文字を記入していたのと同じ感覚で、高速に入力することが可能となります。もちろん、直前の行と違う値を入力したければ、普通に入力すればちゃんと自由に入力できますので、違和感は全くありません。それでも、「この機能は余計な機能であって私はイヤだ」とおっしゃる人は、ソフト全体の基本情報設定でその機能を解除しておくこともできます。

・伝票発行時台帳登録機能

 新規得意先同様、伝票を発行している段階で新登場の樹種や品等を登録したいというケースがよくあります。そんな時にでも、わざわざ台帳管理のメニューへ戻らなくても、▼の左でダブルクリックすることで新しく登録することができます。

 では、終了F10を押して、得意先、日付等の画面に戻りましょう。

【各ファンクションキーの機能】

・取消F1…この伝票で入力した内容を取り消します。破棄終了です。

・削除F5…この伝票を削除します。

・印刷F6…印刷します。印刷する帳票は選択することができます。

・更新F7…入力した内容で保存終了します。

・明細F9…明細画面に戻ります.

 

■既にある納品伝票を呼び出すとき

 呼出F2ボタンをクリックしてください。

 既に発行済みの納品伝票の一覧が表示されます。

 参照や編集をしたい伝票をダブルクリックするか、「選択」ボタンで選んでください。

 記入方法は、新規の場合と同様です。

 但し、この既存の伝票を呼び出して修正する場合は、単価の自動記入機能は解除されます。

 終了F10で市場管理のメニューに戻ります。