宗像日記

平成21年5月9日(土)
彩雲ひろばの様子彩雲ひろばの様子
さやえんどう
またまた、行って参りました。彩雲ひろば。この日は前日までの雨続きが嘘の様で、日陰にいないと
暑いくらいの良いお天気!!彩雲ひろばの様子は?と辺りをぐるっと一周すると、この通り、ひろば全体
が後の鳥見山と一体化したような、緑・緑・緑です。たわわに実ったさやえんどうや、麦の穂が、太陽
の光を受けながら、時折そよぐ風に揺れた時、キラキラと輝いているように見えました。
ここ彩雲ひろばの看板が建ち上がったのが去年の5月5日で、今月ちょうど1年となり何か記念にイベ
ントをという事で、ギターコンサートが行われました。
今回演奏をご披露下さったのは、多方面で活躍中の『かぎろひ夢バンド』のメンバーお2人です。
ここで、少し『かぎろひ夢バンド』のプロフィールをご紹介します。
奈良県宇陀市内に勤務する教員・保育士、在住
する教員(結成当時)で、1996年11月に結成。
現在メンバーは8人。それぞれの勤務地に分か
れています。
1997年3月、阪神大震災のチャリティコンサートが
初ステージ。『すてきなともだち』コンサートとして
現在も2から3年に一度開催されています。
その際のカンパ収益は、福祉施設等に送られて
います。
最近では、小学校における授業参観後の研修、
人権集会、保育所・幼稚園における集い、市町村
人推協研修、奈良県人権教育推進協議会の部落
問題講座等で、人権の視点を大切にしながら、
演奏・手話をとおして、様々なメッセージを発信され
ています。
彩雲ひろば管理人、新井さんの声掛けで、たくさんの方々が、集まりました。メンバーの友人の友情
出演もあり、歌声は一段と華やかに!!
曲目は、四季の歌や花・上を向いて歩こう等、誰もが一度は耳にした曲を演奏してくださり、そこに
手話を加えて、その場にいるみんなが参加できるあったか〜い、コンサートでした。音響設備もマイ
クもなく、丸太の椅子に腰掛けて・・・それでもこの景色の中、空気の中、日差しの中、聞こえてくる
ギターの音色と歌声に、引き寄せられ、一緒に口ずさみ、手話を真似て自然と一体感が生まれてゆ
きます。そんな様子を見ながら『かぎろひ夢バンド』の皆さんは、人権や福祉問題解決に向け、その
手法の一つとして音楽を取り入れた活動をされており、なるほどな〜っと思いました。
つられて歌う内に、隣の人の歌声が聞こえ、真似て手話をする内に言葉の意味と手話の動作の
関係が理解出来、知らず知らずの内に、隣同士、次に今日ここに集まった方々全員、もちろんメン
バーの方も含めてですよ!!『絆』みたいなものが生まれていくのかな〜って、感じました。
今日集まった30人くらいの絆が、このようなコンサートを続けていかれる中でもっともっと沢山の
人数の絆になってゆくのだろうと・・そうすると、現在抱えている問題も少しずつ解消されるのではな
いかな〜と・・そうなればいいな〜と・・私のように勉強不足の者が言うのも、照れますが・・・
居心地の良い彩雲ひろばで、心地いい音楽に触れる事ができました。
今日の私がそうであった様に、『かぎろひ夢バンド』の皆さんの活動が、何かを感じ、考えるきっかけ
になるはず。
『かぎろひ夢バンド』の皆さんの今後益々のご活躍を大いに期待して居ります。

PS:かまどで炊いた、山菜ご飯、おいしかったで〜す!!ごちそうさまでした。